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機内食にまつわるエトセトラ 


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>1日目機内にて

旅の序盤も序盤。既にややファンタジックなことが起きた。それは何か。シーンは機内食の瞬間である。あたたかい食事の匂いとワゴンがジワジワ近づくにつれて私はソワソワしていた。収納式テーブルを早々と開いて待ち構えるのは恥ずかしい行動なのでしょうかどうでしょうかと悶々としながら、そもそもお腹はすいていたんだろうか?というかこれ何食だっけ?いま何時?圧倒的な時差!さておき、それは起こった。私が選んだ、というかもう一方が品切れのため選ぶ余地なく運ばれたBのメニューのメインは大きなミートボールだった。そして、おかずは、というと、ミートボールだった。メイン、ミートボール。おかず、ミートボール。はて。いつから私はミートボーラーに。そういえばアーティストのSAWAさん、あの凛として不思議な美女は「ミラーボーラー」を自称していらした。ミラーボール好きの新しい呼称である。恐るべし2010。それもさておき、機内食の選択肢の自由はどこへ。中学生のときホライズンの第2章くらいに機内食を選ぶ例文が早々と登場した記憶があり、それを今でもスタンダードと信じてやまない私にとって、機内食の合い言葉は「ビーフ・オア・フィッシュ?」である。肉か魚。最低限の選択肢、というふうに認識していた。好き嫌いとかアレルギーとか宗教上の理由とか気分とかいろんなベクトルによって肉か魚かを選ぶ最低限の権利だけは保証するぜ、みたいなメッセージだと受け取っていた。しかし、実体験からよく考えてみると選択肢が「ビーフ・オア・フィッシュ」だったことのほうが実は少ない気がする。「ライス・オア・ヌードゥ?」だったり「チキンかヌードゥ?」だったりもう私のよく知らない宗教上の理由とかそういう動かしがたいものとかはどこかに追いやられているようにも感じる。そして今回の「牛丼かミートボール」である。しかも「こちらの牛丼メニューに人気が集中いたしました為ミートボールの方のご用意になりますがよろしいでしょうか?」と清潔感漂うお姉さんに必要以上に丁寧に案内され、有無を言わさずミートボールである。そうか、みんな牛丼がよかったのか。みんな牛丼がいいのにミートボールになった人はおかずもミートボールである。大丈夫か。
さらに申し上げると、ミートボールのメニューはとあるレストランと航空会社のコラボメニューだったらしい。いま、そんなのがあるんだね。すごく洒落た取り組みで感心するけれどもノーブランドの牛丼に負けていた。コラボレーションでこだわりのメニューなのにミートボール×ミートボールって、そのプロジェクトに健やかな対話はあるか。なんというかすごく心配。でも、この話題の最後にこれだけは伝えたい。ミートボール、とてもおいしかった。そして、私は、牛丼が品切れでなくてもミートボールのほうを選ぶつもりだったよ、と。(おだやかな微笑)

まだまだ機内食の話がしたい。現在、明かりの消えた機内で小さくなりながらこれを執筆しているのであるが、いちばん最近出た機内食はアップル・デニッシュである。いよいよこれって何食?おやつ?こういう軽食的なメニューは、選ぶ余地なくひと種類に統一されていることが多い。でもさ、アップル・デニッシュって日常生活で絶対選ばないって人多そうだよ。ちっとも最大公約数のアンサーでない。「ビーフ・オア・フィッシュ?」に代表される機内食の自由イメージというものはいよいよ幻想らしい。まあ、一年中アップル・デニッシュってことはないだろうから、機内食とは、飛行機をよく利用する人にとって、バランスのいいものなのかもしれない。今日はアップル・デニッシュ、前回はあんパン。とか。だけどもたまにしか利用しない人にとっては、人生で数えるばかりしか会わない親戚のおばさんの趣味の押しつけ、くらい強引に感じられる。ババロア好きやろババロア、そんな好きならおみやげにも持って帰り!こんどアンタ来たときもババロア用意しといたるからな!そや!送ったろか?ババロア送ったるわ!・・・やめてやめてやめて。ババロアあんまり好きじゃない、さらにいうと牛乳プリンとかも苦手なタイプだからどっちかっていうと!残すと悪いと思って食べきったら大好物に指定されるってどんな文化?!でもありがとうねおばさん・・・。
機内食である。機内食にときめく。勝手な想像だがこの機内の8割の人は機内食へのときめきを忘れていないと断言する。勝手な想像でもって断言する。このときめきの内容は何か。そんなことをずっと考えていた。
まず、自由度の低さ。「そう来たか!」という嬉しい驚き。だっていきなり「牛丼かミートボール」である。そんな唐突な選択肢、日常生活で受けるサービスにほとんどない。給食以来だ。そうだ、機内食は小学校の給食に似ている。みんなに同じものが配られる。給食は楽しかった。教室でモノを食べていいという特別感に6年間もドキドキした。給食の思い出が機内食にダブってときめきを助長しているフシは少なからずあると思う。
そして、機内の退屈さ。映画、ゲーム、読書、音楽、機内での時間の使い方は人それぞれで、超退屈している人もいれば超熱中している人もいると思う。だけど、どんなに楽しい時間を送ろうとも機内での時間にハプニングはほぼないのである。想定の範囲内のエンジョイである。しかし、機内食はハプニングといえる。とにかく唐突なのだ。唐突な時間に唐突なメニュー。機内食はイベントである。人生、何が起こるかわからなさすぎるところが面白い。機内を人生に置き換えるとそのおもしろい部分が機内食。何を言っているのかよくわからないのは書いている本人も同じなので安心してほしい。
首がつかれたのでタイプを一旦辞める。オヤスミ。


>1日目ホテルにて

 ホテルに到着した。あのあと、結局もう一度機内食が出て、昼食、軽食的なアップルデニッシュ、ときたから流れ的にも身体感覚的にも次は夕食が来るとばかり思っていたが、ワッフルだった。ワッフルとヨーグルトとフルーツ。完全なる朝食。到着地の現地時間が午前8時だったので仕方がないが、その後乗り換えまでに時間をつぶそうと入った空港内のレストランで我々が頼んだものはまたしても朝食だった。オムレツとトースト。だってモーニングメニューだったのです。もしもアップルデニッシュも朝食的なメニューと考えれば3回連続朝食のようなものを食べた。人生って意外とミラクル。
イミグレーションは混んでいた。すぐ近くに並んでいた関西人らしき男性2人組が機内食について話していた。「11時間もあったのに思ったより眠れんかった。だって機内食が。タイミングが。まるで機内食に寝込みを襲われた。」なんかわかる。
そしてまだ機内食の話しかしていませんが、マイアミはどうだ。とりあえずあたたかいです。また書きます。






[ 2010/12/01 08:04 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

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